2020年09月11日

パンデミック後の選択

教皇フランシスコの著書『パンデミック後の選択』を読みました。2020年3月27日から4月22日にかけて語られたメッセージなど8つの文書が収録されています。誰にどのように、何をなぜ語ったのか・・・。人類に向けた深いメッセージとして読んでほしいと序文でマイケル・ファニー枢機卿は語っています。
「狭く、倒れそうな家に住む人にとって、雨をしのぐこともできない人にとって、在宅要請を守るのはどれだけ大変なことか。」この箇所は、「目立たぬ兵士たち」というタイトルで在宅要請を守るのに困難を抱えている人たちに心を寄せて活動をしている草の根市民運動に宛てた書簡の中からの引用です。ハッとしました。ステイホームでも家がない人はどうしていたのでしょうか。世界に目や心を向けるって難しいなとつくづく思います。今も目立たないところで一生懸命、貧しい人弱い立場にある人に心を砕いておられる方々がたくさんいらっしゃいます。「今回のパンデミックが思い出させてくれるのは、苦しむ人の間には、違いも隔たりもないということです。」パンデミック後の社会がそのような方々に一層寄り添う新たな社会となっていきますように。いのちを大切にすることを日々の言葉や行為で実践していきたいと思います。

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 10:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする