2021年03月05日

「準優勝はだれも覚えてくれない」

先月、全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝をはたした大坂なおみさんが、女子シングルス決勝に挑むまえの準決勝後の記者会見で決勝への意気込み、何故大舞台に強いのかという質問に対して「私はね、準優勝選手のことは誰も覚えていてくれないと思っているの。覚えている人もいるかもしれないけど、刻まれるのは優勝選手の名前よね。決勝ではいつも最大限に激しく闘ってると思う。そこが違いと言えるかもしれない。自分と同じ数の試合を勝ち上がってきた人が相手だ、って思うから…なんていうか、最大の闘いという感じかな」 会見の一部だけを切り取るのは本来の意図とはずれるのかもしれないのだけれど、優勝したいという強い気持ちがとてもよく伝わります。
 昨日高校2年生の保護者懇談会があり、第T部は生徒と保護者と一緒に進路部からの講演でした。令和3年度の共通テストの振り返り、先週受験したばかりの国立大学の個別試験の情報、卒業した先輩たちの受験への取り組みなどの報告、そしていよいよ自分たち、どのような心構えが必要かなどの話でした。 「本気になるためには捨てないといけないものがある。」  わかってはいるのだけれど・・・。 3月最初の週末、良い週末を。

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 17:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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