2020年09月04日

21世紀最大の発見

「21世紀最大の発見の一つ」という表現に、興味をそそられ最新のアエラの記事を読んでみました。コロナ禍で自粛生活やデジタル機器を使う時間が増え、「オンライン疲れ」を訴える人が増えているようです。オンライン中心の生活で視覚情報が多くなってしまい偏った脳の使い方になっていることが原因だそうです。
ある脳神経外科医によると、脳の司令塔的存在である前頭前野で情報処理をする場合、@浅く考える部分(脳のメモ帳)、A深く考える部分、Bぼんやりと考える部分(デフォルトモードネットワーク)と3つの役割分担がされています。デジタル機器による過労は、この中で@の部分だけが酷使され、AとBが使われずにさびついていく状態のようです。
さて、何が「21世紀最大の発見の一つ」といわれているのかというと、Bのデフォルトネットワークのことです。何もしていない時に働く脳のネットワークで、それまでに蓄積した情報を整理整頓して頭をリフレッシュしてくれるのだそうです。ただし、このネットワークは、視覚を遮断したときにしか活性化しないのです。パソコンやスマホから完全に離れる環境が効果的。
疲れた脳に効くことをいくつか挙げると@背筋を伸ばす、A手を洗う、B不安リストを書き出す(ToDoリストを作る)、C目を閉じる、Dにっこりする E自然の写真を見る・・・等々。その他にもウオーキングしながら100から7を引いていくとか、運動と知的作業の組み合わせで脳が混乱して活性化する等いろいろな研究があって面白いなと思いました。授業もデジタルとアナログとのハイブリッドでといわれるようになりました。今までになかったことをどんどん体験する時代になりましたが、やはり自然に触れ、優しさに触れてわくわくし、感動して、リフレッシュすることが子どもにも大人も必要なことと思います。

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 11:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする