2013年10月22日

良い木と悪い木

 ルカ福音書の6章のこの記事のタイトルは、三年生の聖書のタイトルでは「良」が使われ、1・2年生の方では「善」が使われています。どうして変えられたのか。辞書を引いてみると「良」の方には質が良い・不純さがない・好ましい・美しい・ 優しいなどの意味があります。それに対して「善」には良いこと・道義にかなっていること・行いや性質などが好ましい・仲良くする・物事に うまく対処するなどの意味がありました。さらに善という漢字は神様に羊を供する形から神様の意にかなうことを意味するようです。聖書は神様のことを語るので「善」になったのかもしれません。翻訳者の方は、もっと深い意味でとらえられていることでしょう。ところで善い実を結ぶためには、善い心を持たなければ、善いことを語ることも行うことも難しいかもしれません。善い心を持つためには、善い本をたくさん読み自然の素晴らしさに感じる心も大切でしょう。昨日の南日本新聞の「子供のうた」に次のような詩がありました。
   感しゃしていただきます
  秋といえば、食よくの秋
  食べ物がとてもおいしい季節
  ぼくは、食べるのが大すき
  でも、わすれてはいけない
  おいしい料理を作るために
  亡くなっていく動物の命のこと
  だから、感しゃの気持ちで
  いただきますごちそうさまを言う
  食べ物さん、エネルギーをくれて
  本当に本当にありがとう           
宇検村の小学4年生の詩です。善い心の持ち主は感謝することができ、食べ物への思いやりにあふれる優しさがかんじられます。素晴らしい感謝の言葉です。同じ欄には小学6年生の私の気持ち・・・がありました。変わりたいと一 年生の時から努力して今の自分にたどり着きました。私は自分で自分のことが嫌いと書いています。しかし最後の行に「でも変わろうとする自分は好き」とあります。善い木は善い実を結ぶとあるようにきっと彼女の心は善いものに満たされていると思います。善いことをもとめて努力し続けているからです。私たちも善い心から善いものを語ることができるようになりたいですね。
posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 16:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

幸いと不幸

 貧しい人は幸いとあり、普通に考えると私たちは戸惑いを感じます。ルカ福音書は、マタイ福音書が幸せを8つ並べているのに対し、幸いと不幸を並べて記しています。当然著者の脚色があると思われますが、どちらがイエス様の語られた状況により近いかと考えると、ルカの記述だといわれます。貧しい人が幸せなのはどのような状況においてなのでしょうか。
 マザーテレサがある日食べ物の全くない家に食べ物を届けたところ、その家の母親は頂いたものを半分にしてすぐに出かけました。理由を聞いたところ、「隣も私たちと同じように飢えています。」と答えたそうです。
 また給食代を送り続けているシエラレオネのシスター根岸のところに物資を送ったところ、途中で少なくなっ ていることがあるそうです。ひどいですね、と聞いたところシスターは「彼らもその物資が必要なのです」と答えました。そしてシエラレオネの子供たちはサンキサンキモモヨと日本からの援助に喜びの笑顔で感謝しているそうです。
 漢字の「貧」富を分けると解釈できます。分けることのできる人、喜びを分かち合うことのできる人こそ幸せだと思います。
 「人に善を行いなさい」との聖書の言葉を実行しましょう
posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 16:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

祈り

 ロザリオの月、10月に入り月訓は「祈り」となりました。
 今日の聖書の箇所では、イエス様が十二使徒を選ぶ前に、神様に夜通し祈られたことが記されています。聖書の中にはイエス様が祈られた箇所が何か所かあります。先ほどの聖歌の中のゲッセマネの園でもイエス様は、祈られました。残念ながらその時弟子たちは、その祈りに心を合わせることができなかったようです。
 祈る目的は沢山あります。家族のため世界平和のためなど、特に皆さんは今昼休みに世界平和のために祈り続けています。大切なことだと思います。今の世界には人の命が粗末にされることが、多すぎると思います。昨日も一人の高校生が理不尽な方法で命を奪われました。本当に悲しいことです。私たちの周りでも自分の命だけでなく他 者の命についても心を向けることができるでしょうか。その一つの方法が祈りです。一人一人の命が大切にされる世界は平和になります。一人 一人の命が輝く世界を目指してお互いに祈り続けましょう。

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posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 10:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする