2012年05月15日

幸せの基準

 聖母マリアはエリサベツから「主から告げられたことが成就すると信じたマリア様は幸せ」と告げられ、今日マリア様は「主が目を留めてくださったから、これから後の人は私を幸せなもの」と呼ぶと宣言されました。聖歌にも「幸せなかたマリア」という歌があります。今の私たちの時代と比べて本当に幸せだったのか考えてみてください。電気も水道もガスもなく、一日に何度も井戸へ水くみに行き、洗濯も水のあるところまで行かなければなりませんでした。わたし達から見て不便と思われる生活の中に幸せがありました。私たちは幸せの基準を沢山ものをもっていること、他の人より高価なものをもっていることに置いていないでしょうか。今朝皆さんに今日一日が与えられていること。朝起きてここに来るまでに沢山の方々のお世話と心遣いによって、登校できたことを考えると感謝できること幸せに思えることが生活の中にあふれているのではないでしょうか。南日本新聞の「子供のうた」に次のような詩がありました。
あたり前っていいな
東日本大震災を見て思った
家族がいて
友達がいて
家があって
そういうあたり前が
あたり前じゃないんだと
そういうあたり前の幸せが
本当にありがたいんだと
気が付いた
あぁあたり前っていいな

 今の幸せを今日一日意識して数えてみませんか。ありすぎて驚くかもしれませんね。
posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 16:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

エリサベツ訪問

 天使からのお告げを受けたマリア様が最初に取った行動は親戚のエリサベツ訪問でした。天使との話の中でエリサベツが人手を必要としていることを確信したからです。そしてエリサベツを訪問すると「主から自分に告げられたことが、成就すると信じた方は本当にお幸せなことです。」との挨拶を受けました。純心でマリア様に倣って生きる生徒を育てたいと考えているのは、マリア様がしあわせな方だったからです。皆さん一人ひとりにも幸せになっていただきたいからです。
 先日「はなちゃんの味噌汁」という本を読みました。病気で余命が少なくなったお母さんの千恵さんは、自分がいなくなったとき娘のはなちゃんに必要なことは何だろうと考えました。そして「食べることは生きること。」おさないはなちゃんが一人でも生きられる力を身につけられるように、玄米ご飯と味噌汁の炊き方から教えていきました。幼い子に包丁を持たせるのは危険だという話がある中で、はなちゃんに生きる力をつけていきました。そのような話ですが生きるために必要なことをお母さんは、はなちゃんに伝えました。はなちゃんも上手に料理ができるようになりました。相手の幸せのために何ができるか考えてお母さんはこのように伝えていきました。
 マリア様はエリサベツの手伝いに出かけました。母の日が近づきますが、皆さんは周りの必要にどのように応えますか。幸せな生き方ができるようになりますか。考えてみましょう。
posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 18:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

聖母月

 昨日から聖母月に入りました。沢山のひとが昼休みに世界平和と東日本大震災によって苦しむ人々のために祈りを捧げています。この聖母月は一年の内で一番美しい月です。この月を母であるマリア様に捧げようと、18世紀にイタリアで始まったようです。またこの月は母の日を祝います。これは1907年アメリカで始まり、1914年から5月の第2日曜日となったようです。マリア様は天使の知らせを、よく考え質問し神様からの使命として「おことばどおり、この身になりますように」引き受けられました。私たち一人ひとりにも使命があります。その使命を果たすために私たちは母から生まれてきました。私たちを生み育んでくださった母に感謝すると共に、各自に与えられているいのちの使命についても考えて欲しいと思います。皆さんも聞かれているでしょうが、姉妹校の長崎純心では1951年から毎日聖堂で世界平和のためのロザリオが唱えられています。5月と10月は、このロザリオに毎日参加してスタンプを押し前回参加者にはオメダイが送られていました。ある時お母様が癌で余命を宣告されている生徒さんがこのロザリオに参加し手にしたメダイをお母様にプレゼントしたところ非常に喜ばれたそうです。そして10月にも2年の5月と10月にもお母様に喜んでいただいたそうです。しかし高3の5月にはお母様は亡くなられていました。それでも5月10月の祈りに参加しそのメダイを担任の先生とその子どもさんにプレゼントしていました。誰かのために祈り喜びを分かち合うのもこの5月の過ごし方です。昼休みに聖堂に足を運んで共に祈りましょう。
1.jpg

posted by 鹿児島純心女子中学・高等学校 校長 at 19:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする